横山ランドセルのこだわり

横山ランドセルの起源のキャッチ画像

横山ランドセルの起源や歴史

横山鞄オリジナルランドセルの始まりは30年以上前

今から約30年前、長女の入学とともに横山鞄のオリジナルランドセルの開発が始まりました。 その頃のランドセルと言えば子供がちょっと乱暴に扱えばすぐキズ・シワだらけ、気がつけば大マチが型崩れをおこし潰れて、ランドセルがペッタンコ状態になるのが普通でした。6年生になるころには、表面がボロボロに剥離して縫い糸も切れ切れ、ベルトも切れかけて、かろうじて使用できる程度でした。余談ですが私のランドセルは1年で壊れました。50年以上前の話です。そんな30年前の時代に横山オリジナルランドセルの開発はスタートしました。その時にも使ってみたい材料や採用したい部品などはいろいろありました。でも6年使った結果がわからない。特に安全フックなどに使われている樹脂素材の耐久性が未知数でした。今では当たり前に使われていますが当時は「プラスチック」だから簡単に壊れるとお客様の評価は散々でした。それでも、安全フックの効用を説明して横山を信じていただきました。新しい材料や部品などは試用実験しても、やっぱり6年間ご使用いただきご満足いただけることでようやく確信がもてるのですが、とにかく6年間も待っていられませんでした。

オリジナルランドセルと他社との違い

横山鞄を代表するオリジナルランドセルと言うからには他社との明確な違いがなければなりません。たとえば既成のランドセルに会社のマークを入れるだけでもオリジナルランドセルは出来上がります。でもそこにあるのは会社の自己主張だけで、理念も理想もありません。横山ランドセルにはいまだ商標マークがはいっていませんが、造りの遍歴と部品の仕様をみればそれが何年前の横山オリジナルランドセルなのかわかります。サイズだけでも、B5サイズ、B5プラスサイズ、A4サイズ、A4フラットサイズと4回、全体の仕様変更は5回ましてや部品の形状や材質までもが幾度となく更新を繰り返されて現在に至っています。でも横山ランドセルは一貫したポリシーのもと製造されていますので、それがたとえ30年前のランドセルだとしても、現在とまったく仕様が異なっていても、横山オリジナルランドセルだとわかります。なぜなら「軽くて丈夫で使いよい」ランドセルを造るため、さらに軽くより強くしかも使い良いランドセルにするため
ランドセルを進化させることが30年前から一貫として横山鞄の考えだからです。

ランドセルの基本は軽くて丈夫

30年前でも、現在でもお客様がランドセルに求める基本的なことは「軽くて丈夫」だとと思います。ランドセルは100以上のパーツから成り立ち様々な工程を経てできあがります。そこにあるのはランドセル製造の無限の組み合わせと取捨選択です。「軽くて丈夫」単純に丈夫なランドセルにしたいだけなら丈夫な部品や素材を採用すればできあがります。また軽いランドセルにしたいなら軽い材料を採用すればいいのです。もっと理想を求めるならば、採算を無視して軽くて丈夫な素材にすることもできます。でも現実的に考えるとできる範囲はそれほど大きくありません。なににこだわってランドセルを作っているか?そのこだわりをどのようにランドセルに表現しているか?ぜひ比較検討してください。

 

1989年 横山鞄オリジナルランドセルの始まり
この年に娘の小学校入学を迎え、と同時に横山ランドセルの発売となりました。
素材は3種類
コードバン・ドイツ・バイエル社製のコーティング牛革・同じくコーティングでクラリーノテクラス

赤と黒の二色
背カン
フィット系ではないスライド背カンA型
仕様
今ではなくなってしまった3段マチポケット。
規格
サイズB5サイズ。今に比べればずいぶん小さいですが、それでも牛革で1400gありました
価格
牛革で29800円位だったと思います。
1989年11月9日 ベルリンの壁崩壊
東西ベルリンが遮断されてきた28年間の歴史に終止符が打たれました。
1995年1月17日 阪神・淡路大震災
近畿圏の広域に被害をもたらし日本国内のみならず世界中に衝撃を与えました。
2001年9月11日 アメリカ同時多発テロ事件
ハイジャックされた航空機が使用されたテロ事件で、全世界に衝撃を与えました。
2007年 ランドセルのフルモデルチェンジ
ランドセルの大きさからすべてフルモデルチェンジしました。
反射式Dカン
背負いベルトの防犯ブザー用のDカンが反射式になりました。
反射式ナスカン
ナスカンの表面が反射式になりました。
肩ひもにαゲル内蔵
肩ベルトに内蔵されているクッションがαゲルになりました。
軽量アルミベルトカン
すこしでも軽くするためベルトのバックルの材料がアルミになりました。
カブセ縁どり
カブセの縁どりにアーシックを採用しました
内張
内張の材料にポリエステル素材を採用しました。
規格サイズ
従来サイズからA4サイズにと大きくなりました。
マチの耳あて
耳あての造りを変更しました。
2008年 スライドフィット背カン
従来のスライド背カンにフィットフォルダーを追加することによってスライドフィット背カンが誕生しました。
背中フィット加工
スライドフィット背カンに合わせて背中の形状もよりフィット感を重視したデザインになりました
2009年 イタリア皮革
ランドセルの牛革にイタリア製牛革を採用しました
下ベルト
背負う時の下ベルトのねじれ対策のため2重合わせにしました
前段ポケット
一般ランドセルで流行っていたラウンドFポケット採用してみましたが、翌年には元にもどしました。
2010年 イタリア皮革
イタリア皮革リナルディシリーズにウェーブ加工導入
2011年 下ベルト
下ベルトの押さえを縫い糸から丈夫な鋲に変更しました
背負いベルト
背負いベルトの体に触れる面を幅広に変更
肩ひもと背中
肩ひもと背中の材料に帝人エアリーを採用
A4サイズ
量販店から突然A4フラットファイル対応サイズが発表されました
2011年3月11日 東日本大震災
ご冥福をお祈り申し上げます。救援組織の方々にランドセルを寄付させていただきました。
2012年 A4フラットファイルサイズ対応
ランドセルの横幅がA4フラットファイル対応サイズ23.3㎝になりました。
肩ひもと背中に、クラリーノロベニカ
肩ひもと背中の材料が帝人エアリーからクラリーノロベニカに変わりました。
ワンタッチロック採用
それまでの縦型ひねり錠から人気のワンタッチロックに変わりました
2013年 前ポケットの上部にキーホルダー用Dカン
要望の多かったキーホルダー用Dカンを前段のポケット上部にとりつけました
新軽量ワンタッチロック採用
従来よりも少しですが軽量になります。
大マチの型崩れ防止フレーム
型崩れ防止フレームがより丈夫な素材に変わりました
2014年 (株)FILWEL社人工皮革を採用
人工皮革のラインナップに(株)FILWEL社人工皮革を加えました。
フィルウェル人工皮革ランドセルに持ち手を装備しました。
フィルウェル人工皮革ランドセルの肩ベルトをDカンからミニナスカンに変更
フィルウェル人工皮革ランドセルの内張生地を合皮タイプに変更
肩ひもと背中の材料がバイオアルファに変わりました。
2016年 ランドセルのフルモデルチェンジ
お客様の意見を参考にランドセル抜型から新しくし、スライドフィット背カン以外の部品や造りをすべてフルモデルチェンジしました。
人工皮革ランドセルは全てフィルウェル社の人工皮革に変更
クラリーノだった人工皮革を(株)FILWEL社の人工皮革に全面変更。
大マチ13㎝に広げ
ゆとり教育がおわり教材の量が増えるため本体の内寸マチ幅を1㎝広げ13㎝改良。
肩ベルト
肩ベルトの形状をより密着性の高いS字タイプに改良。
肩ベルトの内蔵クッションを従来のスポンジから低反発素材に改良。
肩ベルトのDカンを一体型部品に改良。
新型ワンタッチロック採用
ワンタッチロックをより丈夫で軽量なタイプに改良。
背中の仕様
背中の形状を変更しより厚みをもたせました。背中生地にバイオアルファを採用。
持ち手
いろいろ意見はありましたが全ラインナップに持ち手をつけました。
安全フック
本体左右の安全フック部品を改良。

ランドセルの歴史

小学校6年間使用するランドセル。もうすぐ1年生になる方はワクワクしているのではないでしょうか。少し前までは、赤と黒しかなかったランドセルですが、現在は選べない程、様々な色や形があります。そもそもランドセルは、どんな目的でどのように用いられていたのでしょうか。ランドセルの歴史を遡ってみたいと思います。

リュックサックに近い背のうの始まり

ランドセルは、江戸時代から歴史があるといわれております。それまでの生徒は、馬車や人力車通学で、学用品等は付き人に持たすのが主流でした。 しかし、幕末の日本に西洋式の軍隊制度が導入したことにより、リュックサックに近いもの「背のう」が輸入されるようになりました。これがランドセルの起源だといわれております。

ランドセルの語源・原型の始まり

ランドセルは、江戸時代から歴史があるといわれております。それまでの生徒は、馬車や人力車通学で、学用品等は付き人に持たすのが主流でした。 しかし、幕末の日本に西洋式の軍隊制度が導入したことにより、リュックサックに近いもの「背のう」が輸入されるようになりました。これがランドセルの起源だといわれております。

明治時代に入り、生徒の馬車や人力車通学の禁止と共に、学用品等を背のうに入れて徒歩通学することが定着していきました。それと同時に、これまで「背のう」と呼んでいたのが、背のうという意味のオランダ語「ランセル」が語源となった「ランドセル」が産まれました。 現在のランドセルの原型となったきっかけは、明治20年頃、時の内閣総理大臣が皇太子の入学祝いに革製で箱型のランドセルを特注させ献上したのが始まりだといわれております。

小学生用として普及

子供達の両手が自由に使え、負担が軽減されるというメリットから、ランドセルは次第に小学生用として広く普及していきました。しかし、戦前までは都会型の商品というイメージがあったことから、地方での普及はあまり望めませんでした。ところが、昭和30年代以降、全国的にランドセル通学が普及していくようになったことがきっかけとなり、日本全国の小学生の間で欠かせないものになっていったのです。

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