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ランドセルの牛革と人工皮革

キズ・シワに対する強度が同じであれば、牛革・人工皮革のどちらでも大丈夫です

生地の種類と特長をキズと軽さで比較して説明します
生地はコードバン・牛革・クラリーノ・その他人工皮革、とおおまかに分類できます。そしてさらに表面のコーティング加工によって、それぞれの生地の性質はかわります。いろいろな種類がありますが、 お客様が注意するのはキズ・シワに対する生地表面の強度だとおもいます。

表皮革生地のそれぞれの特長

コードバン
馬1頭から採れるコードバンはごくわずかで、サラブレッド(赤)等の通常知られる馬からは採れないため、数年後は更に入手困難になる希少な革です。キメの細かな繊維なので、非常になめらかでしっとりとした質感が特徴です。なおコードバンに似せた牛革、合成皮革もありますので注意が必要です。
牛革
牛革の一番の特徴は、やはり丈夫なこと。引き裂きに強いです。人工皮革と比較した場合、少し重たくなります。なお、革だから水に弱いと思われることもありますが、現在の牛革の表面処理は非常に優れていますので心配は不要です。
人工皮革
人工皮革の特徴は天然皮革と比較した場合軽いことです。見た目も風合いも天然皮革と比べても遜色ありません。品質も均一なため安価になります。ただ長期間使用したときの馴染み感が劣るものもあるのと、表面加工の程度により生地の性能が極端に違うので、選ぶのが難しい商品となります。
クラリーノ
クラリーノとはクラレ(株)が開発した人工皮革で、本革の組織とよく似た不織布の表面を樹脂加工したものです。表面加工の程度でキズに対する強度や軽さが変わります。

牛革にするか人工皮革にするか

背負いやすさのポイントが背負いベルトの取り付け部品であるのに対して、生地の違いが丈夫さ・重さ・価格の違いに反映します。さて丈夫さとは、キズ・シワ・型崩れに強いコトですが、生地の違いに関係しているのでしょうか。
キズ・シワについて
牛革でも人工皮革でも表面加工の違いがキズ・シワに対する強度の違いとなります。表面加工を硬く厚くすれば、キズには強くなりますが、重たくなりコストもかかります。反対に表面加工が薄ければ、軽くコストもかかりません。牛革でもクラリーノでもどのような表面加工が施してあるのかが重要です。
型崩れについて
型崩れとは大マチの変形のことを指すのですが、実は牛革やクラリーノ等の生地の違いには関係していません。「牛革だから型崩れに強い」などは迷信です。どのような変形防止構造をしているかが、ポイントです。中芯がしっかりしていれば、牛革でも人工皮革でも、どちらでも大丈夫です。

生地のまとめ

キズ・シワに対する強度が同じであれば、牛革・人工皮革のどちらでも大丈夫です。ただし引き裂き強度は牛革の方が強いので、あえてどちらが丈夫?という事になれば牛革が丈夫となります。しかし、ランドセルは教科書を入れる道具なので、機能という点においては、人工皮革で十分だと思います。

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