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ランドセルの背負い部品の違いが、特徴の違いになります

ランドセルの特徴は、背負いベルトの取り付け部品と牛革やクラリーノの生地の組み合わせで決定されると言っても過言ではありません。それが背負いやすさ・丈夫さ・重さ・価格を決定する重要な要素となりますので、それを理解することが商品選択のカギになると思います。

手作り横山鞄オリジナルランドセル

スライドフィット背カン
横山鞄オリジナルスライドフィット背カン
横山鞄オリジナルランドセルに採用されているスライドフィット背カンです。肩ベルトの間隔が8段階で調整できる固定式になります。横山オリジナルスライドフィット背カンは肩ベルトが動かないため、背負っているときズレ落ちにくいです。また、髪の毛も挟まりにくくいです。

フィットちゃんランドセル

フィットちゃん背カン
フィットちゃん背カン
㈱ハシモトのらランドセルです。天使のはねが左右連動して動くのに対して、片ベルトごとに独立して動きます。

非フィット系のランドセル

山型背カン
山型背カン
昔ながらの山型背カンのランドセルです。背負った時の重心の位置がランドセルの途中の位置になるので、背負ったときにどうしても傾いてしまいます。<

背負いやすいのはフィット系ランドセル

注意すること

注意しなくてはいけないのが、昔ながらの固定式背カンしか部品がない業者が「固定背カンはシンプルだから壊れにくい」、とか、「フィット系の部品はプラスチックだから壊れやすい」と説明することです。シンプルと壊れにくいは関係ありません。また、実際はプラスチックではなく66ナイロン等の非常に丈夫な樹脂を採用していますので心配は無用です。

なんか変です

固定背カンしか扱っていない業者なのに、「フィット部品は壊れやすいですよ」フィット部品を販売した経験もないのに、なんか変ですよね。むしろ固定背カン、山型背カン等は普通の鉄製なので、横山鞄の経験では背カンが錆びたり折れたり、伸びて外れてしまう場合が多かったです。

肩に馴染む???

よくある説明で、「最初はフィットしていなくても、使用しているうちに、肩ベルトが牛革なので自然に体に馴染むので大丈夫ですよ」、と言われます。実際はフィット系と比較した場合、背負った時の重心の位置が初めから全然違いますので、同じような背負い易さにはなりません。また「牛革なので自然に体に馴染む」は根拠のない説明だと思います。

現在、市場で販売されているさまざまな種類のランドセルを、背カンを基準に簡単におおまかに分類すると、昔ながらの「固定背カン」「山型背カン」などのシンプル背カンといわれる非フィット系と、「天使のはね」や、「フィットちゃん」に代表されるフィット系の2種類です。言うまでもなく背負いやすいのはフィット系です。耐久性の面では同じ力で引っ張った時、固定式背カンは金属部分が伸びて、外れる可能性があります。それに対してフィット系背カンは樹脂が割れる可能性があると言われていますが、どちらも机上の考えで、実証データはありません。しかも実際の使用方法にも左右されますので、本当のことはわかりません。背負いやすさというものは、個人がどう感じるかの問題なので一概には言えませんが、通常、背中に近いほうに重心があった方が、体感上軽く感じると思います。フィット系背カンのほうが背中に近い方に重心があります。つまり力の働く方向が、フィット系背カンが縦なのに対し、固定背カンは後ろに引っ張る力が働くからです。